消化器内科

特長・得意分野

当科の特徴として、早期消化管癌の検査・治療、炎症性腸疾患の診断・治療、肝胆膵領域の悪性腫瘍の精査が挙げられます。
消化管癌領域は年間2万件を超える健診内視鏡をバックボーンとしており、より早期の段階で指摘することに努めています。発見から精査・治療、加えて治療後の病理評価まで消化器内科医が一貫して行うことで、患者様に満足頂ける医療を提供しています。
炎症性腸疾患領域は診断や治療に難渋する症例も含め、幅広く診療しています。治療薬の進歩が特に著しい分野ですが、新薬も積極的に採用し、患者様にとってより満足できる選択肢を提供しています。また大学病院との医療連携も充実しており、悩んでいる症例があれば御紹介下さい。
肝胆膵領域は自治医科大学より胆膵専門医にお越しいただき、昨今需要が増加している超音波内視鏡での早期癌診断や針生検(EUS-FNA)も大学病院と同等に行えます。また東京女子医科大学より3名の肝胆膵外科医が赴任し、移植以外の全ての肝胆膵外科疾患に対応可能となりました。腹部エコー所見に対する念の為の精査や、御本人の希望など、大学へは紹介しにくいような症例も気軽に御相談下さい。

診療実績・施行実績

2019年 2020年
上部内視鏡検査数 総数 22,967件 総数 23,391件
(ドッグ検診21,122件/病院1,845件) (ドッグ検診21,767件/病院1,624件)
下部内視鏡検査数 総数 2,145件 総数 1,815件
(ドッグ検診200件/1,945件) (ドッグ検診135件/1,680件)
ERCP
(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
135件 61件
PEG(胃瘻)造設 19件 22件
ESD
(内視鏡的粘膜下剥離術)
65症例 72症例
(食道5病変/胃47病変/大腸13病変) (食道3病変/胃45病変/大腸24病変)