診療科

  • 救急科

    診療内容

    2009年6月より、当院は宇都宮市救急輪番2次医療機関として認定されました。毎週水・木曜日および月一回程度の輪番日には獨協医科大学救命救急センターの協力により救急専門医が派遣され、24時間体制で診療を行っています。救急車による搬送傷病者数は年間4,000人程度で、年々増加傾向にあります。
    2015年3月には救急外来拡張工事が終了し、手狭であった旧救急室と比較すると格段に広いスペースを確保することができました。また、救急車の進入路に回転台が設置され、傷病者搬入後救急車の向きを変えることができ迅速に次の救急車を受け入れることが可能になっています。したがって、同時に4~5台の救急車を受けても迅速に対応でき、小手術や点滴・経過観察も同時に行うことが可能となりました。
    救急外来は24時間365日無休でオープンし、夜間休日には救急車のみならず一般の急病や外傷患者様の治療を行っています。地域の皆様に信頼され昼夜を問わずいつでも安心して受診して頂けるように、スタッフ一同は常に知識・技術・心を磨いています。また、地域連携室を介して近隣の医療機関とも密に連絡を取り、外来と共に重症患者様の当院へのスムーズな受け入れを行う窓口も担っています。

    救急科

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  • 泌尿器科

    診療内容

    当科は併設されている健診センターでの健康診断・人間ドックでの尿潜血や腎機能障害、PSA(前立腺特異抗原:前立腺がん腫瘍マーカー)高値の二次健診の役割も果たしており、早期診断を心がけております。
    2014年からは常勤医体制となりましたため確定診断から入院管理、手術治療まで一貫した診療を行うことが可能となりました。
    特に前立腺癌、膀胱癌をはじめとした尿路性器癌に対しては積極的に手術療法に取り組んでおります。
    尿路結石症においてはまず疼痛管理と薬物治療による自然排石を試み、排石困難と判断した場合には破砕装置を有する施設への紹介となります。
    また、”男性の悩み”ともいえる包茎、性病、勃起不全や男性更年期などについても積極的に対応しております。

    対象疾患

    • 排尿障害:前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱
    • 尿路結石:腎尿管結石、膀胱結石
    • 尿路性器腫瘍:前立腺癌、膀胱癌、腎癌、腎盂尿管癌、精巣腫瘍、副腎腫瘍
    • 尿路性器感染症:膀胱炎、前立腺炎、腎盂腎炎、精巣上体炎、尿道炎、亀頭包皮炎
    • その他:包茎、勃起機能低下、男性更年期障害、尿道腎瘻、尿管ステントなどの留置カテーテル管理

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  • 眼科

    診療内容

    外来では眼科領域全般の診断と治療、外来小手術、眼鏡処方、レーザー治療などを幅広く行っています。
    当院は蛍光眼底造影検査機器、光干渉断層計(OCT)機器、角膜形状解析(前眼部OCT)機器をはじめ、あらゆる機器においてほぼ最新の設備を備えています。
    高い検査精度のもと、的確な診断と治療を提供します。医師は1診制で診療しており、外来スタッフの充実と連携により、患者様の待ち時間の負担を軽減し快適な受診を目指しています。
    手術は白内障手術をメインに行っており、翼状片、眼瞼部腫瘍などの外眼部手術や加齢黄斑変性症に対する硝子体注射にも対応します。
    以前から近隣の医院はもとより大学病院(獨協医科大学、自治医科大学、東京慈恵会医科大学)との連携もスムーズに行っており、軽度な目の症状から特殊な疾患まで、患者様の期待にそえる診療体制が充実しています。

    眼科を受診される患者様の症状は本当にさまざまです。お困りの内容をなんでもお話し下さい。
    目は特別精密な機能を持つ器官の一つです。疾患内容によっては完全な治癒は難しい場合もあり、満足できる結果にならないこともありますが、ひとつひとつお困りの症状について解析します。
    私たちは年齢や生活動作環境を踏まえた、日常生活における必要な視機能を個別に想定し、患者様にご納得いただける診療を進めてまいります。
    目はその複雑性にも関わらず機能低下を比較的起こしにくい器官です。
    しかし、機能が低下すれば生活に大きく影響してしまいます。当院では疾患治療だけでなく、目の健康と快適さの維持のために気をつけていただくことをお伝えしたいと思っています。
    一度、目の定期検査を行い異常がなければ半年から数年は変化が起きないことがほとんどです。定期的な視機能チェックをお勧めします。

    対象疾患

    • 手術:
      白内障(入院、外来手術ともに対応)、翼状片、眼瞼(がんけん)腫瘍、黄斑変性症(硝子体注射)
    • 通院治療:
      白内障、ドライアイ、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、眼瞼痙攣(けいれん)・片側顔面痙攣、ほか
    • 健診(眼科受診時)、セカンドオピニオン:
      一般眼科検査、白内障の手術適応有無、緑内障診断、ほか

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  • 皮膚科

    診療内容

    診断と治療薬の処方に加え、生活上の注意点、外用の仕方のアドバイスを状態に応じて行い、より効果的な治療を心がけております。皮膚の悩みはお気軽にご相談ください。

    対象疾患

    • 皮膚の乾燥、痒み
    • じんましん
    • 手荒れ、かぶれ、湿疹
    • 虫刺され
    • アトピー性皮膚炎
    • やけど、しもやけ、傷
    • 脱毛症
    • しみ、ほくろ
    • 皮膚のできもの
    • にきび、とびひ
    • 帯状疱疹、みずぼうそう、いぼ、水いぼ
    • 足水虫、爪水虫、いんきんたむしなど

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  • 麻酔科

    診療内容

    当院麻酔科は、手術中の全身管理と痛みの治療を専門にしております。
    手術室では年間約1200件の手術の麻酔、周術期管理を担当しています。
    痛みの治療(ペインクリニック)はペイン外来にて、薬物療法、神経ブロック療法など幅広い治療を行っています。

    対象疾患

    ペインクリニック:帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛、腰下肢痛、肩こり、頭痛、各種神経痛、慢性疼痛

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  • 耳鼻咽喉科

    対象疾患

    • 難聴、耳鳴、めまい
    • 外耳炎、中耳炎
    • アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法、抗体療法)
    • 副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃炎
    • 睡眠時無呼吸症候群
    • 末梢性顔面神経麻痺
    • 嚥下障害
    • 補聴器適合相談
    • 小児耳鼻咽喉科全般など

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  • リハビリテーション科

    診療内容

    リハビリテーション科では医師の指示のもと、発症・受傷・術後早期から介入することにより、患者様の身体的・精神的負担の改善・軽減を図り、社会復帰・家庭復帰を目指すリハビリテーションを行っております。また、入院患者様だけではなく、外来リハビリテーションも行なっており、退院後の生活に不安を抱えている患者様の訓練の継続や、在宅生活を継続して行えるように通院での機能維持訓練、痛みやしびれなどの症状の治療・緩和を目的とした物理療法なども行っております。 理学療法士(PT)45名、作業療法士(OT)17名、言語聴覚士(ST)11名、医療補助員1名、事務1名のスタッフ(令和4年4月現在)が在籍しており、担当制でそれぞれが専門的立場から患者様の訓練・治療に関わっており、協力しながら業務にあたっております。

    対象疾患

    運動器疾患…運動器リハビリテーション料(Ⅰ)

    骨折・変形性関節疾患・靭帯損傷・関節リウマチなどの主に整形外科疾患が対象となります。手術適応となる方は必要に応じ術前より介入し、術後早期から訓練を始めます。家庭・社会復帰に必要な機能訓練、日常生活動作訓練、応用動作訓練などを行うことになります。

    脳血管疾患…脳血管リハビリテーション料(Ⅰ)

    脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・パーキンソン病・脳血管性廃用症候群などの疾患が主に対象となります。急性期・回復期・維持期それぞれの時期と患者様の状態に合わせ、必要に応じベッド上での訓練や実際の生活を想定した環境での訓練など幅広く行うことになります。

    呼吸器疾患…呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)・拘束性肺疾患・肺炎・胸部外科手術前、手術後などの疾患が主に対象となります。呼吸機能全体を把握し、合併症の予防などを目的としての呼吸法の指導や排痰の訓練、呼吸に必要な筋の強化、胸部の可動性や全身持久力の向上を目的とした訓練などを行うことになります。

    心臓血管疾患…心大血管リハビリテーション科(Ⅰ)

    心筋梗塞、狭心症、心臓手術後、大血管疾患(大動脈解離、解離性大動脈瘤、大血管手術後)、慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患(動脈硬化により下肢の血管が狭くなり、歩行時に痛みが出現する病気)などが対象となります。
    心臓病の患者さんが、体力を回復し自信を取り戻し、快適な家庭生活や社会生活に復帰するとともに、再発や再入院を防止することをめざしておこなう総合的活動プログラムのことです。内容として、運動療法と学習活動・生活指導・相談(カウンセリング)などを含みます。

    がん疾患…がん患者リハビリテーション科

    がんと診断されてから受けるリハビリテーションは一般的に予防期・回復期・維持期・緩和期の4段階に分かれます。
    がんと診断されてから治療のどのような時期においても、どのような病状であっても、入院していれば受けることができます。診断された直後から治療・手術等に向けて始める「予防期」、治療による機能・体力低下を回復する目的で受ける「回復期」、再発/転移の時期にはADLを維持し、不動・不活動の予防に「維持期」、症状緩和を中心とした医療が行われるときには「緩和期」と、がんの治療の時期に応じて、リハビリテーション医療の目的や役割が異なります。

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    リハビリテーション科専用サイト