心臓外科

心臓外科領域

患者さんを第一に考え体の負担の少ない低侵襲な治療を行います

心臓の手術と聞くと「難しい大手術」「大きな傷」「長く苦しい闘病」などと想像する方が多いですが、上記の通り近年負担の少ない低侵襲な治療がどんどん発展しています。私たちはそれらを積極的に取り入れ、患者さんの早期社会復帰に貢献してまいります。
また東京慈恵会医科大学心臓外科の國原孝主任教授を顧問として招聘し、外来や手術等のバックアップをいただきながら、万全の態勢で安全な治療を行います。
(心臓外科の疾患の詳細や医師からのメッセージについては専門のWebサイトをご参照ください。)

血管外科領域

診療実績

当科では、2017年4月から下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術及び血管外科手術を開始いたしました。
また、2021年から下肢静脈瘤を瞬間接着剤で治療する「VenaSealTM クロージャー システム」による下肢静脈瘤血管内塞栓術(グルー治療)も行っております。グルー治療は、下肢静脈瘤の血管内治療の一種ですが、従来のレーザーやラジオ波等の熱を用いる血管内焼灼術に比べ、瞬間接着剤を静脈の中に注入して塞いでしまう方法で、熱が発生しないため、神経などの静脈周囲組織への熱の影響がなく、かつ手術中、手術後の痛みが極めて少ないという利点があります。ただし、グルー治療を行うことのできる静脈瘤は限られているため、基本となる下肢静脈エコー検査の他に検査を行い、静脈瘤の状態をより、可視的に捉えることにより、治療法の適応をより正確に判断していきます。
なお、重症な疾患に関しては獨協医科大学病院 心臓・血管外科及び獨協医科大学日光医療センター 心臓・血管外科と連携し、診療を行っています。

宇都宮記念病院の静脈瘤治療レーザー機器紹介

下肢静脈瘤血管内レーザー治療

当院は最新式の静脈瘤治療レーザー機器を導入しました!