栄養部のご案内
「患者さまの笑顔を求めて・・・」
栄養部では、さまざまな疾患の治療のために来院される患者さまに対して、食事療法でサポートをしています
食事療法は、食事のご提供（給食管理）・栄養相談（栄養指導）・栄養管理（栄養サポートチーム = NST：Nutritional Support Team）の3本柱のもとでおこなっています。また、患者さまが一日でも早くご回復され笑顔を取り戻されるよう、栄養面から全力のサポートを心がけております。
食事のご提供
当院では、疾患に沿った食種を81種類備えており、患者さまの嗜好・アレルギーなどにも個別で対応しております。冷凍食材を使用せず、新鮮な野菜・肉・魚、栃木県産「こしひかり」100％のお米を材料に食事をご提供していることが大きな特徴です。
月1回、お誕生お祝御膳や四季折々の行事食も食種ごとにメニューを展開しております。また、配膳は温冷配庫車でおこなっているため、適温適冷な食事を召し上がっていただけます。
栄養指導
食事療法をおこなう際の1日摂取量・調理法・献立など、外来・入院での個人指導で対応しております。また、糖尿病・脂質代謝異常症に対しては、集団指導も実施しています。
栄養指導で患者さまにあらゆる情報をご提供できますよう、スタッフ一同研鑽を続けております。
栄養管理
入院されている患者さまの栄養状況を栄養アセスメント（SGA：主観的包括評価・ODA：客観的栄養評価）で把握して、低栄養・血糖コントロール・ウエイトコントロールなどの栄養管理を治療の一環としておこなっております。
栄養サポートチーム（NST）としては、週1回、医師・薬剤師・看護師・リハビリスタッフ（理学療法士・作業療法士・言語療法士）・管理栄養士からなるチームで、回診・カンファレンスをおこなっています。また、月1回はメンバーの集い・会議・勉強会などを実施して、各専門職で栄養学の知識向上を図っております。
褥瘡回診では、食事の喫食状況や創部の状況により栄養補助食品を追加し、食欲不振の場合は、患者さまの嗜好に考慮した食事内容に変更して栄養不良改善のサポートをおこなっています。