薬剤部

薬剤部のご案内

薬剤部は2012年6月現在、薬剤師4名・補助員2名で業務をおこなっています。
外来は院外処方ですので、おもに入院患者さまの調剤業務・薬剤管理指導業務・医薬品の管理・薬剤情報管理や無菌調製業務などをおこなっています。
また、褥瘡回診・院内感染管理（ICT）・栄養管理（NST）など、さまざまなチーム医療へも参加しています。

2012年4月からは、入院基本料等加算として「病棟薬剤業務実施加算」が新設され、薬剤師が病棟に常駐する時間も増えてきています。

調剤業務

オーダリングシステムを利用して薬歴を参照し、お薬の量や飲み方・他剤との相互作用などを分析・判断し、内服・注射調剤をおこなっています。注射調剤に関しては、注射薬自動払出システム（アンプルピッカー）を使用して、1日分・個人ごとの払い出しをすべての入院患者さまを対象におこなっています。

薬剤情報管理業務

薬に関する情報の収集・整理・管理をおこない、必要なときに医師や看護師などの医療スタッフ、および患者さまに提供しています。また、院内の薬事委員会に参加し、医薬品の採用や安全性に関する情報などについて審議しています。

無菌調製業務

入院での中心静脈注射、外来・入院での抗悪性腫瘍薬を無菌的な環境で調製しています。

血液製剤の管理業務

輸血用血液製剤（献血製剤・自己血）や人血漿分画製剤の在庫管理や使用管理をおこなっています。

以前、非加熱製剤の使用が原因で起こったHIV感染事故以来、血液製剤の管理・使用に関しては記録が義務づけられています。

病棟薬剤業務

・患者さまの入院時の持参薬の確認と服薬計画の提案
・薬歴・副作用歴の把握
・ハイリスク薬などの投与前説明
・2種以上の薬剤同時投与前の相互作用の確認
・流量・投与量の計算

など、種々の業務の実施により、医師・看護師の負担軽減につながり、入院患者さまにとってメリットが生じることを目的としています。