ご挨拶
会長挨拶
私ども中山会が運営する宇都宮記念病院がこの宇都宮の地に産声を上げて、令和5年に
60周年を迎えました。長きにわたり地域の皆様の医療機関としての役割を果たして参ることができましたのは、多くの方々のご支援とご協力の賜物であり、心より感謝いたしております。
平成20年3月には、長年の念願でありました新病院を開院することができました。この新病院は宇都宮市の中心市街地に位置し、最新の設備と医療技術のもと、人間ドック、健康診断から診療、治療までの一貫した医療サービスをご提供できる総合的な医療機関の実現を目指しております。その使命は、人口51万人の中核市としては数少ない急性期の医療機関の一つとしてその機能を十分に発揮し、地域の皆様が安心してお暮しになれる医療環境を
ご提供していくことにあると認識いたしております。
平成26年4月1日付けをもって「社会医療法人」の認定を受けましたのも、市民病院に準じるような公的性格の強い病院を目指していく一環でございます。特にこの数年は、救急車の受け入れに全力で取組み、年間3,000台を超える受入れ実績を上げることができました。
宇都宮記念病院の役職員一同は、これからも地域の皆様のご健康をお守りするため全力で取組んでまいる所存でございますので、皆様方におかれましても、引き続きご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
社会医療法人中山会
会長城守 俊章
理事長挨拶
中山会第10代理事長の城守貞章です。
当会においては、県内有数の救急搬送患者を受け入れる等、24時間365日体制の2次救急医療機関として急性期の病院機能を有する一方、年間約15万人の方々が利用する健診センターを併設、疾病の早期発見と健康維持に継続して取り組んでおります。
我々の使命は、日頃の安定した医療体制の提供のみならず、日々の研鑽、進歩を続ける一方で、予期せぬ感染症のまん延に対してもしっかりと対応し、地域の皆様の健康を支え守ることであると考えております。
これからも地元連携機関の諸先生方との連携を一層図り、地域住民の皆様が安心して受診出来ますよう更なる態勢の充実を図っていく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
社会医療法人中山会 宇都宮記念病院
理事長城守 貞章
院長挨拶
当院は令和5年に創設60年を迎えました。JR宇都宮駅西口大通り沿いにあり、駅より徒歩7分の大変アクセスのよい病院となっております。ベッド数は193床と中規模ですが、外来診療では産婦人科を除くほぼすべての診療科を網羅しております。また健診センターを併設しており、毎年数多くの健診者を受け入れております。
令和6年には整形外科の常勤医が増えたことで、手術件数が飛躍的に増加しました。心臓外科は鏡視下心臓手術を導入しており、低侵襲で安全な手術が可能となっております。耳鼻科では鏡視下の鼻・副鼻腔手術を開始致しました。消化器外科では肝胆膵外科の手術件数が増加しております。内科系では循環器内科で積極的にアブレーション手術、心臓カテーテル手術に取り組んでおります。消化器内科では消化管内視鏡下粘膜切除の件数が増加しております。また、初診外来を拡充し、待ち時間を少なくし、common disease(日常的に高頻度で遭遇する疾患、有病率の高い疾患)の診療と共に専門外来へのガイドを行っております。
当院の理念は“すべては患者様のために”です。東京女子医科大学消化器病センター名誉所長の故中山恒明先生のお言葉です。中山先生は病院創設時に多大な援助を頂きました。当院に併設しているMSC第2ビル1階に中山恒明記念館を令和4年に開館致しました。平日10時から16時までどなたでもご来館いただけます。
当院は地域住民の皆様に安心、安全、良質な医療を提供し、宇都宮市の地域医療の質向上に貢献致します。何卒よろしくお願い申し上げます。
社会医療法人中山会 宇都宮記念病院
院長山本 雅一