循環器内科

特長・得意分野

カテーテルアブレーション

心臓の拍動が正常とは異なる部位から興奮したり、正常とは異なる伝導をしたりすることを不整脈と言います。症状は動悸、胸部苦悶感、めまいや息切れなど様々ですが、症状を感じないこともあります。心不全や脳梗塞など命の危険があるため治療が必要な不整脈もあれば、経過観察のみで充分な不整脈もありますので、治療をすべきかどうか専門医による精密検査が必要です。昨今、脳梗塞を引き起こす心房細動の罹患率が増加し、カテーテルアブレーションで治療する患者さんも増えてきています。当院では、不整脈専門医が担当します。カテーテル(医療用の細い管)を用いて、不整脈の発生する場所を特定し、焼灼もしくは冷却して治療を行います。不整脈疾患により異なりますが、手術時間は約1.5-3時間で、入院期間は3~4日です。全身麻酔による無痛の治療も対応可能です。

宇都宮記念病院の不整脈手術
宇都宮記念病院の不整脈手術

当院における心房細動アブレーション

ペースメーカ植え込み術

脈が遅くなると、めまい、失神や息切れを伴います。突然死に関連することもあります。その際には、ペースメーカ手術により症状は改善し、心臓死を予防します。当院では、主にMRI検査にも対応できるタイプのペースメーカを使用しています。また、リードがなく10円玉くらの大きさに小型化されたリードレスペースメーカ植え込み手術も行っております。

宇都宮記念病院の循環器内科が用いるペースメーカー

リードレスペースメーカ

宇都宮記念病院の循環器内科が用いるペースメーカー

N Eng J Med 2016;374:533-41

宇都宮記念病院の循環器内科が用いるペースメーカー

MRI対応ペースメーカ

心臓CT検査

最新の320列CTを使用しています。
外来で冠動脈疾患の診断が可能な検査です。

循環器内科による心臓CT検査

心臓カテーテル検査 CAG

カテーテルという細く柔らかいストロー状の管を、血管内を通して心臓に運び、血管造影や心臓の中の精密な圧測定などを行う検査法です。
当院では、冠動脈に狭窄を認め、心筋虚血(血液不足)が疑われる場合には、FFR(冠血流予備量比)をカテーテルから測定して、治療方針を決定しています。

冠動脈インターベンション PCI

カテーテル検査の結果、冠動脈に心筋虚血を伴う狭窄や閉塞病変を認めた患者さんに行う治療です。
カテーテル(バルーンやステント)を使用し、狭窄した血管を拡張します。血管内エコーを用い、安全で効果の高い治療を心がけています。またPCIの弱点だった30%程度の再治療率は、薬剤溶出性ステントを用いることで、5%程度にまで軽減されました。
当院では、全体の9割以上の症例で、手首の血管を使用しています。この方法により検査・治療後、すぐに歩行が可能です。

末梢動脈インターベンション EVT

閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化により、血管が狭くなり詰まってしまう病気です。
症状は、足が冷たくなったり、歩く際にふくらはぎやふともも等が痛くなります。
末梢動脈インターベンションとは、カテーテルを用いて、足の血管の狭窄や閉塞を解除し、血流を改善させる治療方法です。そうすることで、痛みがなくなり、いつも通りに歩けるようになります。

診療実績・施行実績

●カテーテルアブレーションおよびペースメーカ植え込み術は、不整脈専門医が治療を担当致します。
●虚血性心疾患に対するカテーテル検査/治療の実績

2020年
心臓カテーテル検査(CAG) 136
冠動脈インターベンション(PCI) 74

認定施設

日本循環器学会 専門医研修施設 (施設番号:1298号)