放射線画像検査

心臓カテーテル検査(X線循環器診断システム)

X線循環器診断システム

狭心症、心筋梗塞を含む虚血性心臓病を正確に診断することは、現在の医療技術でも困難を伴います。当院で使用する64列マルチスライスCTや、MRI診断装置を用いることで、心臓及び冠動脈の状態を評価できるようになりました。心臓カテーテル検査では、より正確に冠動脈の状態を評価することができ、更にカテーテルを使って冠動脈の動脈硬化を治療する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)という手術も可能になります。

MRI(1.5テスラ)

MRIとは体の中の様々な組織にある特定の原子(MRIでは水素の原子核のプロントが用いられます。それは、人体の大部分が水から出来ているからです。)の磁気共鳴現象を利用して画像をつくっています。

MRI写真

MRIの特徴

  • 放射線による被曝がありません。
  • いろいろな方向の断層像が得られます。
  • 組織間のコントラストが高く病変の検出に優れています。
  • 造影剤を使わない血管撮影(MRA)が可能です。

各領域でのMRIの有効性

中核神経領域では脳の皮質、白質、腫瘍、梗塞などを抽出するだけでなく、MRアンギオグラフィ(MRA)により血管系の解剖情報を詳細に観察することができ、動脈瘤や血管奇形などの病変を抽出することも可能です。腹部領域では水を強調した画像を投影したMRCPは侵襲で胆管、膵管の詳細な情報をうることができます。

64列マルチスライスCT

64列CT写真

64列マルチスライスCTで得られるより高精細な多事相のMPR像を用いることにより、病変の存在・質的診断及び腫瘍病変における進展度がさらに詳細に評価できます。

胆膵領域では、MPR像を含めた三次元再構成画像を付加することにより、小病変の存在・質的診断がさらに向上するなど、64列マルチスライスCTで得られる高空間分解能のボリュームデータから作成するMPR像の有効性が特に高いです。64列マルチスライスCTでは高速にボリュームデータを取得できるようになったことで、撮影時間の短縮と高い造影効果をねらった多時相の撮影が可能となり、上腹部領域においても、臨床的有効性は高くなっています。 MPRや三次元再構成画像を用いることにより、病変の存在・質的診断、腫瘍の進展範囲の評価が正確に出来るようになりました。

マンモグラフィ(乳房撮影専用X線撮影装置)

マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影装置です。『乳がん』の早期発見に最も有効とされています。女性は仕事、結婚、出産、育児と多忙な日々を送るうちに、『乳がん』発祥の危険にさらされています。『乳がん』の発症率は年々増加しています。早期に発見すれば治療率の非常に高い"がん"ですが、毎年1万人以上の働き盛りの女性が命を落としています。このような悲劇を繰り返さないためにも、全ての日本人が安心して検査を受けられるマンモグラフィが今、必要とされています。

乳房撮影装置

触感的安心感

体に触る部分の機械的冷たさを感じさせない素材、そして装置の硬さを感じないラウンドシェイプを取り入れました。また、受診者の方の緊張感を和らげるため、ゆったりと手が置けるようなデザインを採用、これにより受診者の方は安心して検診を受けられます。

圧迫時の痛みを軽減

「痛みの少ない」圧迫システムを使用し、しなやかな圧迫板は均一圧迫が可能となり、更に圧迫圧力により、圧迫スピードが変化する方式は受診者の方の様子を見ながら痛みの低減と確かな乳腺の伸展を可能としました。

X線骨密度測定装置

骨粗鬆症とは、骨のカルシウムが減って、軽石のようにスカスカになってしまう状態です。初期の段階では、自覚症状がほとんどありませんが、知らない間に骨がスカスカになっていて、ある日突然骨折をしてしまいます。早期発見のためには、骨密度検査が有用です。